首都と裏首都
【にぼすけ】としてアカウントを運営してはや4年くらいでしょうか?
友人は当然のようにニラヲチしてる、恋人に通知で垢バレする、ついにアンチが現れる、質問箱が荒らされる、など小さなアカウントなりの小さなトラブルを超えてきました。
そこで去年ごろだったか、ある女の子にリプをもらいました。
"ハイライト吸ってます?"みたいなことを聞かれました。
そうたしかに私はハイライトを吸っていました。
なのでそうですよと答えて、そこからDMが来るようになりました。DMの内容は、人生観とか恋愛観とか、そんなんだった気がします。もう残ってないので分かりませんが。
ところで、Twitterをやっているものとしてのマイルールに、【会わない】というものがあります。
ですが彼女は今となっては、わたしに会いたいと思わせるような魅力があったのかもしれませんね。
会ってしまいました。
私の最近の心の傷の中のかさぶたのひとつは絶対にこの女ですと言わせて欲しい。
その女は京都人でした。いや実際のところ分かりませんが、京都弁でした。
で自称京大の大天才らしいです。
可愛らしく優しそうでサバサバしている、そんなふうに相手に思わせたいんだろうなというような女性でした。あとおっぱいが大きい。
「うちに東京は合わへんねんな、東京のひとはナンタラカンタラ」みたいなことを言っていました。
すみません東京人なので訛りがあってるかは分かりません。
その女はなぜか私に「なんかうちいつも人に粘着されるねん」みたいなことを言ってきました。
でもよくよく聞いてみるとどう考えても粘着されるような行動をとっていました。
相談のようでいてまるでただの自虐風自慢でした。
はあん?で?わたしこんなに愛されちゃうのよォってか?と思いました。
その女はよく転生をしていました。Twitterなんかなくても繋がっていられるようにと、電話番号を教えてきました。
にぼちゃん好き!と言ってきました。
なのに突然ブロ解されました。満更でもなかった私の心は傷つき人を信じられなくなり、人間不信になり、海は荒れ、大地は滅びました。
後半は嘘ですが、前半はマジです。
長々と書きましたが一言言いたかっただけです。
いいか?東京が合わねえんじゃねえよ。
京都にいようと東京にいようとどこにいようと合わねえよ。
だって合わせる気ねえじゃん。
お前が歩み寄らなきゃ誰も歩みよってこねえよ。
人間関係リセット癖でも男好きでもなんでもいいけど、それで他人の心を傷つけるのはやめろ。
向こうからよってきたならまだしも、自分からすり寄っておいて突き放したら傷ついちゃうだろ?わたしが。
あと何でもかんでも綺麗な思い出にしようとするなよ、お前がお前を受け入れないから1番受け入れて欲しい人に受け入れてもらえないんだよ。
そうやって酔いどれ自分ワールドに一生引きこもって出てくんな。人巻き込むな。
あと、おっぱいおっきくて最高だった。
高校中退、実質中卒
学歴社会のこの世の中、私は単位制の高校に行っておりました。
しかし当時の私、バンドとバイトと男でたいそう忙しくて、というのは言い訳でして、ほとんど学校に行っておりませんでした。
私は昔っからあの四角くて無機質な空間と匂いと空気が大嫌いでした。
勉強は実は割と嫌いではありません。
でも勉強と学校は切っても切れない縁だとも思います。
まあそんなこと言ったら独学で早慶行ってるような人に失礼ですけどね。
あ、でも早慶って8割がたAO入学
らしいですね。
結局世の中金さえあればなんでも出来るのかもしれませんね。
そんなわけで私、12単位を残して中退しました。
下北で、ろくでもない夜を観ていた私は、まさか自分ほどの学歴コンプレックスマンが中卒になるとは思いもしていませんでした。
人生いろいろね。
これでよかったとは言いきれないけれど、高校生より今が楽しいので、今夜もパチンコ屋のカウンターで特殊景品を交換したいと思っています。
磯部くん
磯部くんと言うのは別に彼の本名ではない。
高校生の時の彼氏の中学校の後輩のことだ。
彼とのことは、私の中で全然綺麗な思い出ではない。故に消化不良で気持ち悪い。
確か始まりは彼氏のことを相談したことからだったと思う。
これは別の話だけど、私は当時「忘れさせてあげる」という言葉がマイブームだった。
いつか母が「異性のことを、異性に相談したらその異性との関係は終わりだ」と言っていた。
確かにその通りであったが、私は終わらせたかったのかもしれない。
とにかく相談のはずが気づいたら「忘れさせてくれる?」と聞いていた。
そのあと磯部くんは忘れさせてあげるとも、あげないとも答えず、「にぼしさん綺麗だしなあ」と言った。
わたしは当時「綺麗」という言葉が地雷原だった。
でも何だかまあ、そんな言葉が言い訳になるならそれでいいのかとも思った。
私はいとも簡単に制服を脱いでしまうから人生がつまらないのかもしれないなと思っていた。でもまあすぐに脱ぐんですが。
いつも行っていた駒込駅の近くの、神社のある公園のベンチに座って、「後悔してる?」と聞かれた。
「そんなこと聞くなんて、後悔してるの?」なんて会話をしていた。
この公園に来るといつもそんな話をしていたように思う。
きっと彼も彼で、先輩の女を寝とったって、何となく優越感みたいなものを感じていたんじゃないだろうか。
何となくそんな日々が続いて、なんだか私は飽きてしまって、ここで彼を好きだとか言ったら、彼はどう答えるだろう?とふいに思いついた。ので言ってみた。
そうしたら彼は「俺が大学生になるまで待っててくれたら本当の愛だと信じてあげる」ってそう言った。
気持ち悪いなと思った。思い上がりすぎ。つけ上がりすぎ。付け上がらせたのは、私なのだろうけど。
なぜか電話越しに鼻歌を歌う彼。
趣味悪いなあ。
なので「私はそんなに一途じゃない、見返りのない愛はいらない」みたいなことを確か答えた。
「うんそれでいいよ、だってきっとにぼしさんは、これからいろんな男と出会って、いろんな男と俺としたみたいなこと、初めてみたいな顔してするんだ。で、初めての気持ちに戸惑ったりして、普通の恋愛をして、普通に生きていくんだもん。それでいいんだよ」
私はなにこいつ酔ってんだろ気持ち悪いなあと思った
あ、「うみべの女の子」じゃん!
だから磯部。